トラリピとは?コツコツ利益を積み重ねる長期運用型のFX投資

トラリピとは?

「トラリピ」とはマネースクエアが提供するFX自動売買ツールです。

正式名称“トラップ・リピート・イフダン”を略して「トラリピ」です。

「トラリピ」は、マネースクウェアの独自ツールで、特許取得済となっています。

“トラップ・リピート・イフダン”とは、3つの仕組みからなる発注方法です。

 

 

トラリピの仕組み
トラップいくつもの注文を、罠を仕掛けるように等間隔にまとめて仕掛ける
リピート決済注文成立後、新規注文を何度も繰り返す
イフダン「〇円で買って△円で売る」というセット注文を設定

 

 

FXで利益(為替差益)を得る基本は、通貨が安いときに買い、高くなったら売るです。

為替相場は“一定の価格帯を行き来しやすい(=レンジ相場)”“24時間動き続ける”という特性があります。

「トラリピ」はこの特性を利用し、予想したレンジ内に「トラリピ」を仕掛け、買って⇒売ってを24時間自動で繰り返し、利益を積み重ねていきます。

 

 

毎日チャートを見て一喜一憂する必要もなく、日頃忙しいサラリーマンの方などにもオススメの投資スタイルです。

 

「トラリピ」が90秒で分かる公式の紹介動画もあわせて見てください

 

トラリピの「メリット」と「デメリット」

メリット
為替相場を予想する必要がない
24時間自動取引ができる
リスクを抑えた運用ができる
デメリット
損失リスク・逸失リスクがある
任意のタイミングで止めづらい

 

メリット①:為替相場を予想する必要がない

「トラリピ」は為替相場の上下を予想する必要はありません。

「トラリピ」は想定したレンジ内を繰り返し行き来すれば、利益を積み重ねていくので相場の上下は問題ではありません。

レンジ(〇円~△円)だけを予想すればいいのです。

米ドル/円のチャート図を見てください

 

過去20年間でリーマンショック以降の75円を最安値とし、75円~147円の間で上下していることが分かります。為替相場は“一定の価格帯を行き来しやすい(=レンジ相場)” という特性がありますので、難しい事を考えずにこの75円~147円の間に「トラリピ」を仕掛ければ良いと思いませんか。

プロのトレーダーでさえ、相場を当て続けることはできません。

トレードの難しい勉強をしなくても大事なポイントだけを押さえておけば、素人でも簡単に利益を積み重ねられるのが「トラリピ」です。

 

メリット②:24時間自動取引ができる

為替相場24時間変動します。

トラリピ」は、一度設定さえしてしまえば、24時間、自動的に売買を繰り返します。

就寝中も仕事中も遊んでいる時でさえも自動売買ツールが淡々と利益を積み重ねてくれます。

設定のレンジを広くしておけば、数年単位の放置運用も不可能ではありません。

 

メリット③:リスクを抑えた運用ができる

「トラリピ」は初心者にも簡単にリスク管理ができる「トラリピ運用試算表」というツールがあります。

「トラリピ運用資産表」を使えば、簡単に必要資金やロスカットレートなどが確認できます。

 

例えば、運用試算表に以下の条件を入力してみます。

米ドル/円」を「75円~147円」まで「1円おき」に「73本」トラリピを仕掛ける

 

▼トラリピ運用試算表(買い新規)▼

 

 

すると、「必要資金2,952,120円」「ロスカット73.3円」と出ました。

つまり296万円で運用すれば、リーマンショック以上の大暴落が起きなければ、利益を積み重ねることが出来ます。

 

ただし、実際はこの様な資金効率が悪すぎる設定は行ないません。

この設定であれば、大半の暴落なら耐えられますが、資金効率を上げるため、実際は設定するレンジ幅を狭めたり、複数の通貨ペアでの運用や売り設定を組み合わせたりしていきます。

この辺の資金効率を上げていくための説明記事もブログで書いていきます。

 

デメリット①:損失リスク・逸失リスクがある

「トラリピ」に限った話しではないですが、FX自動売買(リピートタイプ)には2つのリスクが存在します。

逸失リスク』と『損失リスク』です。(※買いの場合で解説します。)

 

逸失リスク
■上抜けた場合に発生
■儲けのチャンスを逃す
損失リスク
■下抜けた場合に発生
■損失が発生(最悪はロスカットで損失が確定)

逸失リスク』は、儲けのチャンスを逃すだけで、損失になることはありません。

損失リスク』は、絶対に避けるべきリスクです。リスク管理が適切に出来ていれば単なる含み損ですが、ロスカットになると損失が確定します。

運用資金との兼ね合いもありますが、上抜けも下向けも無いほどにレンジを広く取れれば、抑えられるリスクではあります。

 

デメリット②:任意のタイミングで止めづらい

「トラリピ」を含むFX自動売買全体に言えることですが、運用中の大半は、含み損を抱えながら、利益を積み上げていくこととなります。

「トラリピ」は自動で買い⇒売り(または売り⇒買い)を行なう仕組み上、買いポジションなら相場が下落したタイミング、売りポジションなら相場が上昇したタイミングで含み損が発生することになります。

そして、相場が反転すると含み損を抱えていたポジションは、含み益となり、設定した決済額になると自動決済され、利益となります。

つまり、「積み上げた決済利益」よりも「保有ポジションの含み損」が多いタイミングで止めようとすると、損失となってしまいます。

為替相場がレンジ形成している限り、いつかは含み損がゼロになる相場まで戻ってきますが、相場は誰も予想できない為、それがいつになるかはわかりません。

その為、損失ゼロで止めるには、決済利益が含み損を上回っている状態が前提となるので、任意のタイミングで止めづらくなります。

使用予定のある資金で運用すると身動きが取れなくおそれがあるので、余裕資金で運用を行ないましょう。

トラリピを始める前に気になること

手数料などの費用は?

取引手数料、口座開設費、口座維持費、入出金手数料は、全て無料です。

スプレッド(買値と売値の差)は発生します。これは、FX会社の利益となります。

取引手数料・スプレッドのコストは、各FX会社まちまちですが、マネースクエアは高くもなく安くもなくという水準です。

取引手数料が無料なので、スプレッドのコストはそこまで気にしなくていいと思います。

 

いくら位から始められる?

最低でも30万円は用意したいところです。

10万円から始めることも可能ですが、安全・安定運用を考えた場合、仕掛けるレンジ幅をある程度、広くする必要があります。広くすると、トラリピが引っ掛かりにくくなり、しばらく売買注文が実行されないという状態が発生する可能性があります。

30万円あれば、同じレンジ幅でも仕掛ける本数が増やせる為、トラリピが引っ掛かりやすくなり、資金効率向上を望めます。

 

リスクは?

トラリピはFX投資である以上当然リスクはありますが、リスクを抑えることができます。

トラリピで一番やってはいけないことは、利益ありきの設定を組むことです。ハイリターンを求めるあまりにハイリスクな設定を組んでしまうことです。

トラリピを安全、安定的に運用し続ける方法は、自分の運用資金で許容できるリスク(下落幅、ロスカットレート)を前提とした設定を組むことです。

トラリピには、初心者にも簡単にリスク管理ができる「トラリピ運用試算表」というツールがあります。このツールを活用し、リスク管理を徹底した設定を組んでください。

 

設定の組み方は?

トラリピを始めるにあたり、最初に悩むのが設定づくりです。

「設定がよくわからない」、「そもそも組んだ設定がベストなのか判断つかない」いう方は、とりあえずわたしの設定(トラリピの運用実績と設定を公開)を真似してそこから始めるのもいいと思います。

それすらも面倒臭い、もっと簡単に始めたい方は、トラリピでは「トラリピ1クリック」という1タップで始められるモデルが用意されています。

モデルは3パターンあり、特徴別に分かれています。

もし興味がありましたら「トラリピ1クリックで簡単設定完了(初心者向け)」を読んでください。

間違っても、初心者が裁量FX(安く買って、高く売る)をやるのは止めましょう。普通に負けます。

 

 

 

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